芳醇な香りと深みのある余韻を片手に、パブクロールへ出かけよう。
〜麦芽の柔らかな旨みと、心を解きほぐすフローラルな香り〜
「原点に立ち返り、今だからこそ造りたいイングリッシュIPAがある。」
入社前には、単身でイギリスへ渡るほどイギリスのビールスタイルを愛し、
特にイングリッシュ系のビールを日常的に楽しんでいました。
しかし近年、街中でイングリッシュIPAを見かける機会はめっきり減り、
ふと「最近自分自身も飲んでいないし、造ってもいないな」と気づいたのです。
かつて心を動かされたあの伝統的なスタイルに、もう一度光を当てたい。
そんな想いから、Pub Crawl IPAを造りました。
今回のテーマは、【アメリカンホップのみ】でイングリッシュIPAを表現すること。
使用したのは、クラフトビールの一世を風靡したと言っても過言ではない銘柄ホップ
「カスケード」「アマリロ」「センテニアル」の3種です。
現代のトレンドである華やかでトロピカルな風味のニューウェーブホップに押され、
最近では少し地味な印象を持たれがちなホップたちかもしれません。
しかし、同じく今ではクラシックなスタイルとされるイングリッシュIPAと、この3つのホップを掛け合わせることで、現代的な調和とこれまでにない新しい味わいが生まれるのではないかと考えました。
古き良き伝統的なモルトのしっかりとした厚み・コクと、
3つのアメリカンホップが織りなすシトラスやフローラルな華やかさ。
それらが美しく重なり合い、仕上がったのは「どこか凛とした、深みのあるアロマを堪能できる」奥深い一杯です。
パブクロールとは、日本語で「はしご酒」や「飲み歩き」を意味します。 かつて私がイギリスのパブを巡ったように、このビールをきっかけに、あなたもクラフトビールの奥深い世界へパブクロールを始めてみませんか? 改めてこのスタイル、そしてホップが持つ普遍的な魅力を再発見していただけたら嬉しいです。

