ビール注ぎ講習会
広島から著名なビール注ぎ職人の重富さんをお迎えし、驛の食卓で講習会を行って頂きました。
15:30からの1時間は、注ぎの基本(横浜ビールでも対応可能な)とともに、ビール提供者としての姿勢を、分かりやすくユーモアを交えて話して頂きました。
19:00以降は、皆で注ぎの実践をやり、互いが注いだものを飲み比べながら楽しく学ぶことができました。この時間帯では、横浜ビールでは現在対応できない特殊な注ぎ口を使い、有名なビアホールの注ぎ方の数々を目の当たりにしました。
重富さんの注ぎの技術や豊富な知識もさることながら、一貫して伝わってきたのは、人に対する熱い姿勢でした。
〈重富さん語録のほんの一部〉
「自分が注いだビールで人を笑顔にしたい」
「自分が飲むよりも注ぎの方が好き」
「良い食材を素晴らしい味付けに仕上げ、ベストな方法で提供するように、良いビールもまた、ホールの人が状態に気を遣い、お客様にとってベストの方法で提供することで、お客様を笑顔にすることができる」
「お客様が来店し先ず口にするビールは、さしづめお客様とお店のファーストキス。皆さんはファーストキスの前には念入りに歯を磨くでしょう?」
「乾杯は最初にしなくても良いと思う。ヨーロッパではみんなが飲んでいる途中に乾杯する。最高の状態で注がれたビールを放置し、全員分揃うまで待っている必要はない。先ず乾杯したいお客様なのか、先ず美味しいビールを飲みたいお客様なのか、店はお客様の状況に合わせた提供・提案ができるし、それに沿ったオペレーションをスタッフみんなで話し合えばよい」
重富さん本当にありがとうございます!次回は広島で!